彩の国いきがい大学東松山学園
 平成25年度28期課題学習発表・福祉環境科A班
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                          老いへの備え

 老いを考えたり、人生のはかなさ、といったことを考え始めるのは、いつ頃からでしょうか。
我々も高齢者の仲間入りをし、最後は「ひとり」になっていくにあたり、これからの老後の人生をどんなふうに生き抜いていったらよいのか、考察してみました。
人生100年時代の長い老後では、どんなことが待ち受けているかわかりません。不意の事態にあわてふためかず、力になるのは日頃からの備えです。
 楽しい老後を過ごし、そして、満足した笑顔での旅立ちを迎えるということは、ひとりひとりが自分にあわせ、残りの人生の中でその日に向かって、いろいろと準備をしていくことではないでしょうか。できるだけ「たっぷり暮らす」ことのできる日常の環境を作っておくことではないでしょうか。
誰でも、旅立つ時はひとりです。しかし、備えのできた環境があれば、心強くなれるのではないでしょうか。

そこで、「老いへの備え」という、大きく幅広いテーマを掲げ、メンバー各人が備えておきたいと思う事柄の中から、いくつかの小テーマを作り、それぞれについて考察していくという構成を採りました。
     

●小テーマの項目と内容の概要は以下になります。

1 老前整理のおすすめ

  老人になる前に、身のまわりの「モノ」と「こころ」を整理して、旅立ちに備えようという
 おすすめです。

2 生活習慣について考える
  生活習慣の改善が、将来の健康につながります。
             
               肥満にならない生活を心がけましょう。

 
1) 食事はどうあるべきか
   野菜をたくさん食べましょう。1日350g以上食べるのが理想です。例えば
         
         
採り立て ほうれんそう 350⒢          350⒢の野菜 Ⅱ
   酵素の効用
    ・免疫力を高める酵素の力を、酵素ドリンクにして摂取しましょう。

 2) 運動はどうあるべきか
   高齢者の健康維持運動にはウオーキングがおすすめです。
        

 
3) 心の持ち方について
           ・プラス思考で生きましょう!
           ・生きがいを持ちましょう!
           ・頭を使いましょう!
           ・おしゃれをしましょう

           ・気持ちを色と形で表しましょう!
           ・人と交わりましょう

         
                             仲間たち
           
           
      笑顔がいっぱい

           
⇒こころを楽しませる事をしましょう!

3 近い将来、お世話になる事への備え


 1 )私の町の介護を考える
   介護保険ができて、介護が個人の介護から、社会の介護になりました。
   介護される老人から「自宅での介護より施設の方が暮らしやすい」と言 われる事が、介護保険制
   度の目指すところです。

 2) 変わってきた葬儀の形
   過去の慣習にとらわれず、自分で選んだ葬儀ができる世の中になりました。

4 リビング・ウイルについて考える
 リビング・ウイルとは
  「終末期の医療・介護について、生前に書き残して置く、自分の意思の表明書」
  延命治療を行なわず、やすらかな旅立ちを迎えたいと望むときに、備えておくと良い書類です

  自分はどんな形で旅立ちたいのか、自分の旅立ちのシーンを思い浮かべてみましょう。
5 まとめとして
  若い時期には、周りをよく見る余裕もなく、上り坂を大急ぎで駆け登りました。気が付くと峠を
 すでに越え、人生の下り坂になっていました。そしてこれから「ま坂(まさか!)」という急坂も
 体験することでしょう。
 でも、下り坂では周りの開けた景色が良く見えます。下り坂で新しく体験する出来事との出会いを
 楽しみながら、残された人生の期間を元気に過ごしていきたいと思います。

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